フレーザー幼稚園のめざすもの
 以下の点に留意し保育にあたっています。

●教師一人ひとりが幼児一人ひとりを
 温かく受け入れ、情緒の安定をはか
 りながら個性的に自立し成長するよ
 う見守ることを何よりも大切に考え
 ています。
 障害児の受け入れもその一端です。


● 担任の教師だけではなく、すべての
  教師がすべての幼児を温かく接する
  ため一クラスの人数はもとより園全
  体の規模も少人数に抑えています。


●幼児の遊びはおとなの遊びと本質的
 に違います。幼児の生命の表現は遊
 びと 言われています。幼児の遊びそ
 のものが勉強であり、学習であり研
 究です。
 遊びを通して幼児自らが成長しこの
 時期に必要な知識や技能を身に付け
 ます。
 この遊びは幼児の自発的な活動によ
 って発達するもので幼児自身が遊び
 を見つけそれに取り組む時間と豊か
 に遊ぶことができる環境を大切にし
 ようとしています。
 だからこそ、幼児を受け身にしてし
 まう発達段階に合わない早期の教科
 学習は行いません。
 もちろん、必要なことは保育の中に
 自然な形で取り入れています。
  


幼児期に重要なことは、自分が受け入れられているとの情緒的安定感という基礎の上に
夢中になって友達と遊ぶ経験を通して自立性・集中力・想像力・創造力・忍耐力などを
養い、協力することや連帯することの喜びを味わっておくことです。
こうした土台が底力となってやがては、人生を生き抜く力として花開き、大きく実を結んで
いくこととなります。この点にこそ、小学校からの教科学習とは区別され、それを支える根
となる幼児教育の意義があります。当園の保育は、この幼児教育の根本的な課題に本格的に
取り組むことをめざしています。


Fraser Kindergarten